出雲地方の旬の食材

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穴道湖大和しじみとは

穏やかな宍道湖は、小泉八雲も絶賛したほど、湖面が夕日に染まる時刻の風景はたいへん美しく圧巻であり、松江から西を望むと湖上唯一の島である、嫁ヶ島がシルエットとなり浮かびあがる。その風情はロマンチックな旅情を誘い、伝統的な歴史を持つ城下町の落ち着きと美しい風土があり、松江から眺める宍道湖はかけがえの無い素晴らしい財産であるといわれている。その美しい宍道湖は、国内のしじみ出荷量の約48%が宍道湖産のしじみである。そのうまみの秘密は、海水と淡水とが混じる汽水湖にあるといわれており、自然に恵まれたシジミは旨味をたっぷり堪能できる。宍道湖は、斐伊川の淡水と日本海の海水が混ざった汽水湖であり、そして宍道湖は、もう一つの汽水湖である中海とつながっており、この2つの汽水湖をあわせた大きさは、汽水域としては、日本で最大なのである。自然の条件が偶然にも合致してできた汽水湖が2つつながっている、 まさに自然の恩恵を受けたのがここ宍道湖なのである。 そして汽水湖というのは、河川から多くの栄養分が流入するため、この栄養分をもとに多くのプランクトンが増加するのである。この豊富なプランクトンを餌にする貝類が増え、小魚が増え、そして、それらを餌にする魚が増えていく、プランクトンは、その増えた魚介類の糞や死骸が栄養となるため、プランクトンもまた増えていくサイクルとなっている。汽水湖では、このように豊富な栄養のサイクルがまわっているため汽水湖である宍道湖は、淡水の池や川、海に比べて大変多くの生き物が育まれるのである。