出雲地方の旬の食材

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穴道湖大和しじみ

宍道湖で採れるシジミは黒くて粒の大きなヤマトシジミのことであり、スズキ、ウナギ、コイ、シラウオ、アマサギ、モロゲエビ、シジミなどの宍道湖七珍の一つに数えられている。ここのシジミは予想をはるかに上回る見事なシジミで、一粒がちょっとしたアサリくらいの大きさがあるほどである。しじみ汁で頂くと、じみのうまみがたっぷりと染み出て、だしも完璧の味となり、一粒が大きいから身を食べるのも簡単で栄養分が丸ごといただけるシジミである。この大和しじみというのは、シジミ科の二枚貝であり、河川の河口など淡水と海水が入り混じる汽水域の砂礫底で見られるのであるが、干潮になると水がなくなるような干潟にも生息できるのである。比較的淡水湖のものと比べて味は良く、だしがよく出るといわれている。アミノ酸を多く含んでいるため、特有の甘味と旨味が楽しめる。シジミ汁は肝機能回復の妙薬としても有名であり、年間を通して欠かせないものとなっている。冷凍すれば半年は持つので、自宅用にストックしたり、贈答としても喜ばれる食材であり、お手頃価格なのに贅沢な味が楽しめる一品である。宍道湖のしじみは、は、身がぷりぷりしており、しじみを食べるという感じがする。シジミ汁は、シジミが小さいため、またじゃりじゃりするから食べずに捨てるという方もいるが、砂抜きしじみはしっかり砂抜きがしてあり、手間もとらずおいしくいただくことができる。すまし汁にした場合もしじみのうまみで汁がまっ白になるほどであり、たいへんおいしく頂ける。